スレたアジを狙う
こんばんは(^^)
今週は釣りに行けず、ブログネタがないので
今回はスレたアジの狙い方を書こうかと。
スレたアジをわざと狙うなんて変態はまず居ないでしょう。
数釣りをしたかったらマヅメや時合に行けという話ですね。
しかし
回遊待ちの時やマヅメ、時合待ちの時など
狙わざる得ない時間帯がどうしてもあるんですよね。
そういう時、車に戻って休憩など
釣れる時間帯を管理することが一流のアジンガーなのでしょうが
〈 釣れない時間帯に釣る〉
これこそ
真の変態アジンガーの証。
基本的に居着き(低活性)のアジはマヅメ、時合の時以外はなかなか口を使いません。
常夜灯の下などでは長い時間、ぐるぐる泳ぎ回ってたりします。
たまにワームを追ってくるけど、見切られる
とか経験ある方は多いはず。
口を使わない原因はコレだ!
と分かれば苦労しないのですが・・・
絶対分からないことを考える
それもアジングの面白さの1つでしょう。
ということでワタクシの経験上の話ですが
語ってみます。
※あくまで○宮漁港の経験上です。
①棚を探る
これは基本中の基本です。
口を使うアジの居る層を探します。
アジング入門書などで書かれてるカウントを使いましょう。
潮の向き、潮が速い場合、特に風があると棚の判別が難しくなります。
カウント中はラインを触れながらのフリーフォールが基本なんですが、
ワタクシはフリーフォールで棚を調べるのがはめんどくさいので、基本はテンションフォールです。
堤防の高さがある場所や潮の状況で使い分けてます。
水深のない場所でも意外とアタる棚があったりするので侮ってはいけません。
干潮で水深3mないようなポイントでも
上は反応あるけど、下はダメとかザラにあります。
「スレたアジは底を狙え」
よくそんな記事を読むことがありますが、
あんまり関係ない気がします。
まんべんなく調べて見つけるほうが釣果が安定してます。
②アクション
居着きのアジがどの誘いに反応するかですね。
リトリーブ、ストップ&ゴー、トゥイッチ、リフト&フォール、ドリフト(潮に流す)、ステイ
格ゲーの必殺技のごとく
色々あるみたいですが
アジはフォールによく反応するので
メインはフォール系になるでしょう。
ワタクシ、アクションはあまりこだわっておらず正直、適当です。
アタリのあった誘いをトレースすることが大事だと思ってます。
その方が釣果が安定してます。
③スピード
ワタクシ的にこれはものすごく重要視してます。
リトリーブ、フォール、アクション
この3つのスピードの管理は重要。
スレたアジに食わせる為にこのコントロールは必須だとおもいます。
速いものに反応が安定してたり
かなり遅いものへの反応が安定してたりします。
大事なのは速度の変化を付けるのではなく、反応するスピードを見つけること。
ジグヘッドの形状や重さを変えると、フォールは当たり前ですが、誘いのスピードも変わります。
1つのメーカーのジグヘッドを使い慣れることでスピード管理もしやすくなります。
ちなみにワタクシは
ダート系とフォール系の2種で
ダート系は0.6gと0.8g
フォール系は0.6g-1.3gまでで使い分けてます。
主に2つの漁港しか行かないですし、水深がないのでそれだけで十分なんですよね。
ただ、相島だけは3gまで持っていきます。
④ワームの長さ
関係ありそうな気がしますが、あんまり重要視してません。色も同様。
ワタクシは気分転換程度に変えたりする位です。
①棚、③スピードで反応があれば
ワームの大きさ関係なく釣れたりするので
ほんと、ほんとその日の気分ですかね。
ただ、長いワームに対して極端に反応が良い
時もたまにあります。
余談ですが一時期、パワーイソメの臭い液抜きを使ってたこともありまして、たまに恐ろしいほど反応の良い日があったりしました。今はめんどくさいし、ワームがよくズレるので使ってませんが、きっとあの柔らかい動きがいいんでしょうね。
偉そうに講釈を垂れましたが、
簡単にまとめると
《 色々試してみましょう 》ですね。
「内容薄っすいな〜
ネットに書かれてる内容やないか。」
と思う方もおられるでしょう。
でも実際そうなんですよね。
行きなれた場所で色々試してみて
経験することが釣果を安定させる上で
1番大事なんじゃないでしょうか。
色々経験してると
(引き潮でこの潮の流れだと浮いてたな)
とか
(そういや以前こんな感じの時に底をネチネチで釣れたな)
とか
感が働きます。
あと補足ですが、
〈 アタリが分かるロッドを使うこと〉
が前提です。
なるべく、感度の良いロッド、いわゆる高級ロッドを使いましょう。
もしくは使い慣れたロッド。
食い上げ、にぶい系、カスった感じ、要は反応が分かるロッドですね。
「スレたアジを狙える」これは
そうゆうロッドを持ってる方の特権なのかもしれません。
マヅメや時合等の高活性時はアタリがはっきりしているので、アジングロッドを名乗る竿なら何でもいいと思います。
吸い込みも良いので、
コン!とかズッ!など良く分かります。
気持ちよくジグヘッド呑んでくれるので掛かりも良いですしね。
しかし低活性時、
特に冬場は吸い込みも小さく、弱いので、
並のロッドでアタリを取り切るのはなかなか困難。
それでも釣れないことはないのですが、釣果は安定しません。
アタリが少ない中
「いつの間にか釣れてた」ではパターンを絞り切れず、釣果が安定しないんですよね。
反応を知って、アワセる
たとえ乗らなくても
「〜したから口を使ったんだろう」と
推測できるということが大事で、狙いを絞り込むことができます。
アタリが取れないと
アジンガー「うーん。反応はない。アジはいないな、ポイント移動や。」
豆アジ「実は何回か咥えたんだよね〜。すぐ吐いたけどw」
移動に時間を取られ結局坊主だったりします。
その他の釣りでは「技術で魚を釣る」思ってるワタクシですが、
アジングだけは「竿がアジを釣る」とガチで思っていますね。
経験上、日によっては
棚、スピード(誘い)、ワームのサイズ
がピタッと合えば喰ってきます。
こうゆう時はコレだ!みたいなはっきりした答えはありません。
完全にその時のアジの気分です。
アジ子「今日は口を使わないんだからね!」
そんな気分でも、ついつい掛かってしまう。
このツンデレ具合が変態アジンガー達を萌えさせるんでしょうね。
もちろん、ワタクシもその1人です。
ツンデレったアジを惚れさせる。
それが変態アジンガーたるもの
意地と腕の見せ所でしょう。
長々書きましたが
改めて総括します。
《 楽しくアジングしたかったらマヅメを狙いましょう。》