釣れずれなるままに

九州北部で釣りしてます。ロッドビルドもしてます。

下五島の遠征について~計画~

こんばんは(^^)




先日、帰省してすぐに堤防で釣りの準備をしていたところ

「地元の方ですか?どこか青物釣れる所ないですかね〜」

と、遠方からの遠征組から聞かれました。


ワタクシも福江に到着後すぐでしたので

「まだ帰省したばっかりなのでまだ分からないですね〜」

「瀬渡しを使うのが1番ですよ!」

と答えた所、

「そうっすね〜」と渡船は使わなさそうな感じでした。


その後も、別の遠征組の方々から何回か同じようなことを尋ねられました。


遠征組の方々はだいぶん青物迷子になってたみたいですね。


ベイト情報がわからないなら、渡船を使えば間違いなく釣果は出ていたと思います。

今季は各地でキビナゴが大量に湧いてたので、きっと楽しめたことでしょう。


そんな事がありましたので


今回は

五島の釣行の仕方について書こうと思います。

渡船用ではありません。


遠征組では青物狙いの方が多いので、青物の記事にします。


五島でも、下五島になります。市街地は福江です。

上五島ではありません。


数日間キャンプしながら、五島遠征したい!という方々の為に参考になればと。

キャンプしに来る人も最近は多いみたいですからね〜!


後述しますが、ロックショアをするなら瀬渡し船がおすすめです。釣果をすぐに出したいなら是非使ってください。



まず、


「五島へ行けば、青物は簡単に釣れるぞ」


答えはNo。


「とりあえず、行けば釣れるっしょ」


これでは、失敗する事が多いです。


前もって現地の方に情報を貰っているなら

すんなりと釣果はあがりますが


普通の方はそのような情報網はありません


ノープランで来られて、ノーフィッシュとかザラにあります。


ただ、間違いなく五島は青物の魚影は濃いです。

ヒラス、ブリ、サワラ、カンパチに限らず

カツオ系、ヒラアジ、シイラ、運が良ければキハダが釣れます。


開始1時間で


もう結構です。今日はもう帰りましょう。」


というほど釣果があがることも多々あります。


せっかく五島遠征するのですから、楽しむ為にキチンと計画しましょう!

無計画に闇雲に行くのは非常にもったいないです。



①ポイント


Googleマップ等で見てもらえれば、ポイントはたくさんあります。


特定のどこの場所、漁港、磯が釣れる!


というのはありません。

全体的にどこにでも回遊して来ます。

漁港の詳細は色んなところからバッシングが来そうなのでやめときます。


釣行当日の波向き、風向き、水深、情報、あらゆる要因を考えて

狙いのポイントを大まかに決めましょう。

以下は大まかなポイント紹介です。



○福江~戸岐方面  北東

全体的には水深がある所が多いです。

市街地の近くだからと侮るなかれ、青物遭遇率は高いです。

※大泊漁港・南河原港はロープが張られている為、釣りは止めましょう。


○崎山~富江方面  南東

遠浅のエリアが続きます。砂地と溶岩石の混じった地形をしています。

秋口など、ベイトが浅場に溜まってるときは強い。


○三井楽  北西

砂地が多い。外海に面した所が多いので、潮通しが非常に良いので常にワンチャンあります。

荒川あたりは温泉で有名です。


○玉之浦   南西

足元からドン深で根が荒いエリアが多いです。大瀬崎灯台、大宝、美郎、辺りは1級磯で有名ですね。

やはり、大型青物の遭遇率は高いです。


〇磯について

積極的に瀬渡し船を調べて使いましょう。

5000円前後使う価値はあります。 

釣果、ベイト情報も持ってますし、だいたい釣らせて貰えます。

歩きの地磯は情報がない限り、降りるだけ時間の無駄かもしれません。

はじめて行ってみて、釣り座がないとか多々あります。

ただ、どうしても地磯を歩いて行きたいという方は、案内役を見つけて必ず一緒に行きましょう。危険な所も多いです。



あと、決して漁師さんの迷惑にならないように!

釣り人の一部で非常にマナーの悪い方々が居まして、あまりに酷かったため、二度と釣りが出来ないように漁港周りにロープを張られた所もあります。

かつてはベイトの入りやすく、大型の青物が頻発する超1級ポイントでした。

もう、そこでは釣りができません。


五島に限らず、ゴミ捨て、マナー等は守りましょう。



②ベイト


五島の釣果の肝はここです。


すべてはベイトが握ってます。


「ベイト?そんなの当たり前だろ」


何処でも共通している要因です。


ただ、他の地域では

「ベイトが居ても青物が付いてないな〜」

こんなことはしょっちゅうありますが


五島ではベイトが入っていれば


磯、漁港、どのポイントでも


時期関係なく、回遊してきます。


その確率が非常に高いです。


ベイトの濃い場所を探す。これは五島で短期間で釣果をあげる為に必須で、これさえ見つければ、高確率で青物に出会えます。


出来れば、遠征初日に漁港廻りをして、釣り人に聞き込みしましょう。

もちろん、迷惑のかけないように!



イワシ、キビナゴ、カマス、アジ


ベイトはたくさんあります。



〇カマス


恐らく、1番結果を出しやすいベイトです。


特に秋口~晩秋に

カマスが大量発生する時期は◎。


これは分かりやすく、時期が来ると漁港ワンド内で長期間湧くのでベイト情報が入りやすいです。サイズもあるため、ルアーへの反応も◎です。


秋に遠征してきて、どこに行けば分からない方はとりあえずカマス情報を必死に探しましょう。



〇キビナゴ

冬場が多いです。

波止場で青物を捌いてる方がいたら、ベイトを聞いてみましょう。

キビナゴでしたら、同じ時間に同じ場所を回遊しがちで安定しているので、青物遭遇率は高くなります。

プラグでのフッキング率が悪く、ジグで良く当たります。



〇イワシ

安定しません。

その日入って居れば強いベイトですが、なにぶん気まぐれ。

1日目は入ってて

2-3日目は居ない

4日目は入ってます

なんて事が多々ありますので、安定しないことがあります。



〇アジ

五島では、小アジはだいたい周年、漁港に付いてますので

居たとしても、あまりに期待できません。


ムロアジ、中アジ等の回遊系なら期待はまあまあ期待できます。

泳がせする人は良いエサになります。




③道具


当たり前のことですが

タックル、道具は万全に整えてきましょう。


五島市内の釣具屋さんにはあまり種類が置いてません。ほぼ最低限の釣具しかないと思ってください。


取り込み用の、タモ・ギャフ・落としタモは必須です。

大宝など、堤防が高いところもあります。



④遠征参考例 4泊5日編 


1~2日は情報収集メイン

3~4日はガチ釣行    


1-2日目に状況が悪ければ、3日目以降は渡船を使いましょう。


ワタクシも帰省した際は4泊5日で、この流れで行動してますが、結果は良いです。



○1日目 (情報収集メイン)


事前に天候・風向き等からポイントの割り出しをする。


五島到着後、釣具店の下調べ&情報聞き込み。


事前に割り出した漁港を廻りベイト調査。

エギング、ライトゲーム等しながら

情報集め。

とにかく漁港を廻ること。


手に入れた釣果、ベイト情報を元に

2日目のポイントを決定。


※1週間前の情報はあまりに当てになりませんので要注意。



○2日目


情報収集しつつの釣行!


1日目の情報から朝マヅメ狙い。


釣り人が居れば、ここでも情報を聞き込みしましょう。


状況が良ければ、釣行を続行。


悪ければ、割り出した漁港廻りベイト情報収集。



ここでパッとした釣果、ベイト情報がなければ

翌日以降は瀬渡し船を考えましょう!



○3日目~4日目


集めた情報を頼りに


とにかく、釣るのみです。


状況が厳しいのであれば、渡船推奨。



○5日 最終日


午後の便で帰宅予定にすれば、

朝マヅメは狙えます。



釣り過ぎて飽きた方は観光も良いですよ〜。

大瀬崎灯台、教会、高浜海水浴場など美しいものが多く残ってます。



急いで書いたので、また追記します。

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