釣れずれなるままに

九州北部で釣りしてます。ロッドビルドもしてます。

ロッドビルド タコ糸アーバー作成

こんばんは(^^)



ロッドビルド記事ですね




今回はタコ糸アーバーの作り方を書いてみます


アジングロッドを作る人は

マタギのハイブリッドアーバーや

ジャストエースのウレタンアーバー

を使うと思います。


ワタクシもスーパーハイブリッドアーバーをよく使用しています

加工が非常にらく。

ただ、在庫切れも多く、送ってもらう方は送料が…

と色々不便だったりします。


そこで、タコ糸アーバーの登場です。


タコ糸アーバーかなり良いです。

実感としてはスーパーハイブリッドアーバーと変わらないですね。


ただ、ブランクスに直巻ですと

瞬間接着剤を使うことがほとんどですので

解体する際非常にめんどくさい


こびりつきが酷いと

最悪、ブランクスを切らないといけなくなります


そこを回避するために



でーん


孤立型タコ糸アーバー



ハイブリッドアーバーと同じくエポキシで接着できますし


外径の削りはルーターで調整できます


感度も十分。


なんと言っても低コスト


慣れると5分位で作れます。



では、作ってイキましょう!




準備するもの


外径6mmほどの金物パイプ

養生テープ(表面がツルツルした緑のテープ)

ゴム製のカバー2個(6mmほどの穴開け)


タコ糸

液状瞬間接着剤


ペンチ2個




まずはパイプに養生テープを巻き付けます。

必要な内径まで巻きましょう。



次にゴム製カバーを両側に取り付けます



お次は、養生テープ上にタコ糸を巻いていきます。

※スレッド巻きをすると、内径が楕円形になるので端っこを瞬間接着剤で止めてから巻きましょう!


瞬間接着剤を染み込ませながら、欲しい長さまで1段巻きます。

※きつく巻きすぎると、後々取れなくなるので

1段目はほどほどに!


1段巻いたら、両端にゴム製カバーを装着。


装着後、2段目を瞬間接着剤を染み込ませながら巻いていきます。



必要な外径まで巻いたら

最後に瞬間接着剤を染み込ませましょう。


表面が硬化しはじめたら

ゴム製カバーを外します

実はこのゴム製がミソなんです。

硬化しても外しやすい


お次に、完全硬化する前に

ペンチ2つで、グリグリとアーバーをパイプから離します。



パイプから外した後は、タコ糸アーバーの中の養生テープを外します。

この養生テープのツルツル感も剥がしやすくていいんですよね

ゴム製カバーがこびりついた場合はルーター等で掃除しましょう。



完成です。


ボコボコはルーターで慎重に削り、使用するカーボンパイプに合わせましょう。


欠点は少し重いくらいですかね


慣れたビルダーでも

タコ糸アーバーじゃないと嫌

という方(某ロッドビルド店)もいらっしゃいますので

やっぱり感度も良いのでしょう


以上、タコ糸アーバーの作り方でした。

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