釣れずれなるままに

九州北部で釣りしてます。ロッドビルドもしてます。

ブランクス選び

おはようございます(^^)



アジングに行く暇がありません。




ただいま韓国からブログを書いております。




先日チタンティップの性能についてドヤ顔で二番煎じの記事を書きましたが、


今回はブランクの選び方について二番煎じをしてみようかと思います。


もちろん、ドヤ顔で


慣れたビルダー様なら


「当たり前やんこんなこと」


となりますのでスルー推奨(^q^)


もう一度、ワタクシにどうかドヤ顔させてくださいませ!



先日、悶絶快楽チタンティップ記事を書きましたが



ティップがチタンならブランクスは何でも良いということではありません。


ブランクスの方向性とチタンティップの方向性が一致しないと


「なに?このクソ竿」


となります


あくまでチタンティップの役目はブランクスの性能を活かすこと


そのために日々ビルダー様はティップを長くしたり、削ったりと調整していくわけでございます。



ビルド初心者の方、マグナムクラフトのブランクを買う方が多いと思います。


送料、失敗のための保険、B級品を考えておそらく3本選ぶと思うのですが


「どれを選んだらよいのか…」


おそらく悩むでしょう



ブランクスによって、ロッド性能はがらりと違います。

チタンティップはあくまで遡上効果と微調整です。


ロッドビルドを料理とすると

ブランクスはお肉

チタンティップは味付けみたいなものです。

どんなに味付けを変えても、鶏肉料理は鶏肉の味がしますまよね?

そうゆうことです。

リールシートは盛り付けというところでしょうか


いざ作ってみると


「あれ?何か違う」


とならないように、ブランクスはよく考えて選びましょう



最初に


ブランクを選ぶ際、


操作感度・反響感度


どちらを重視とするのか決めてください。



※追記、こちらのメインフィールドの水深は3~5mですので

水深があるフィールドがメインの場合

下記のブランクスインプレより柔らかく感じるかもしれません



《 操作感度重視 》



ワームを潮に流したり、変化を捉える

いわゆる静のアジング



利点・・・軽いジグヘッドを扱いやすい、潮の変化、よれを感じやすい、抜けアタリを取りやすい


欠点・・・反響感度(アタリ感度)の低下、キャストのブレ


主に柔らかい系ブランクになります

あくまでワタクシの作ったロッドでの評価になりますが


柔らかい


x5915 lg5915 lg5917 agx5917


※ワタクシが作ったものはそれぞれティップ、フィートが違うため、あくまで参考程度に!



全体的に曲がるため、ティップの重さ(太さ)、長さには注意しましょう。

ティップが長すぎたり、重すぎるとキャストの際、キャストブレの大きいロッドになってしまいます。

まぁ、失敗してもティップだけやり直せば良いだけですが


あと、リールシートのバット側のワインディングチェックにコーティングする場合、その部分は柔らかいコーティングを使ってください。バットまで曲がるのでコーティングが割れやすいです




《 反響感度重視(アタリ感度) 》


積極的にリグを動かしながら、棚とパターンを探っていく

いわゆる動のアジング


利点・・・キャストフィールの良さ、アタリ感度が良い


欠点・・・軽いジグヘッドが扱いにくい、潮の変化、よれを察知しにくい、



主に高弾性ブランクスになります


agx5917.agx5919.sm8325.の他40tカーボン



作成の際、そこまで失敗はしないと思います。

ただロッドバランスには気をつけましょう。

先重りすぎると、持ち方にもよりますが疲れます。同時に繊細な人は感度も落ちると言いますが…ワタクシにはよくわかりません。






簡単にまとめると


x5915,lg5915は静のアジング


agx5917.lg5917.sm8320はテイップのテーパーと長さ次第でどちらにもできる万能なブランク


agx5919、sm8325 その他40tブランクは動のアジング



ワタクシのいままでのインプレの判断です



あとは作成回数を積んでご自身で判断してください


作るほど分かってきて、楽しくなります



《 チタンティップでの調整 》


※テーパー調整は旋盤必須


ティップの長さとテーパー調整である程度、ブランクスの性能を変えることができます。

限界がありますが…


例えば、「agx5919で少し操作感度がほしい」

とかですね



テーパー調整は主にキャストフィール向上と先重りの回避が狙いです。



ティップを長くすると

操作感度が上がり、先重りします。

反響感度は落ちることはないですが、

先重りを嫌ってチタンを削り過ぎると

反響感度は落ちます。


ティップを極端に短くすると(ショートチタン)

基本的には操作感度が落ちます。ただキャストフィールの向上、先重りを無くす、という点ではメリットもあります。

ショートチタンにしてもチタンのテーパーを削って調整することで、

操作感度と反響感度の低下を抑えることもできますが、好みの問題も大きいので、慣れた上級者向けでしょう。



経験上ではだいたいこんな感じですかね



3本の2本はメインロッド作成で

残り1本 (2ピースの先っちょ)はビルドトレーニングとして扱うといいかも?



変態的ビルダー様のように細かく研究はしてませんが、はじめてビルドする人の参考になればありがたいですな!

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